ドライニードルと従来の鍼施術の違いは?
ドライニードルとは聞き慣れない言葉だと思う方が多いと思います。
ドライニードルと従来の鍼施術の違いは、一言で言うと、体表のツボを問題とするか、筋肉内の痛む(痛みに対して感受性が高まった)部位を問題とするかの違いにあります。
従来の鍼施術も筋肉内に鍼を刺入していますが、ドライ ニードルの手法では、より的確に悪い場所に鍼を刺入します。
さらに、最新の医療技術に基づく微弱な電流を用いることにより、筋肉全体の異常な緊張にも影響を与えます。
直径0.17㎜といった超極細の鍼を刺入するので、ほぼ無痛です。悪い場所に当たるとぼんやりした重い感じが出てきます。
さらに、微弱なマイナス矩形波通電を用いて筋肉の収縮の繰り返しや、筋肉の緊張の緩解を行います。
1箇所の施術時間は、長くても30秒程度です。通常は5~10秒で終わります。
ドライ ニードルは、欧米では広く普及していますが、行っているのは理学療法士であることが多いのです。
ところが日本では理学療法士が鍼をすることが法律上許されていません。
このため、日本では鍼灸師、または医師のみがドライニードルを施術できます。
鍼灸師は、鍼施術を行う専門家としての国家資格を得ていますし、鍼施術は鍼灸師の専門分野です。
ドライ ニードルは西洋医学的な診察を基にして施術部位を定め、その部位に用いるテクニックです。このため国家資格のある医師、鍼灸師が一定の研修を行うドライニードル研究会を構成しています。
日本ドライニードル研究会
小田博久 医学博士
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